【筧五郎が東三河と繋がる。走る。体感する。♯12】

本年度【OUT DOOR Sports Life 東三河】という事業に関わらせてもらう中で「自転車を通じ、東三河の魅力やそこでの暮らしを発信する」という役割をもらい、特にこの先11月、12月を中心にその暮らし、そのスポーツを通じそこに暮す人たちと繋がり、体感しながらその魅力を発信していくので是非今日は「東三河を体感するシリーズか」と楽しんで読んでみてください。今日はその第12話。

日本三大東照宮は 日光 久能山 鳳来山と言われている。

この一風変わった 玩具は虎童子という名がついている。

東照宮とこの玩具と なにがどう結びついているのか? 僕は?だった(笑)

初めて見た時 「なんじゃこれ?」と思ったのだが 山田さんが 

「倒してみてください」というので 倒してみたら ムクッと起き上がる。

ただそれだけの事なのに妙に懐っこく 親近感があった。

七転び八起きという言葉を聞いたことがあるだろう。

倒れても倒れても起き上がる まさにそれである。

どうしてこの玩具が由緒正しい東照宮で売られているのか?が気になりますよね。

色々と調べて 分かりやすいように要約しました。

家康公のお母さんが元気な子が産まれますようにと鳳来寺へお参りします。

一年後 元気な子が産まれました それが家康です。

家康が産まれると 鳳来寺の十二神将像の真達羅大将の像が消えました。

その消えた神は 虎童子と呼ばれ 家康が75歳で亡くなると 像は元の場所に戻ってきたそうです。

この逸話を元に作られ 数々の失敗や挫折を乗り越え 天下統一を果たした 家康の人生に置き換え 虎の絵を描いたのが この虎童子

と この子たちを

一つ一つ作っている お母さんが教えてくれました。

元々はね このデザインで作っていたのだけど 途中で一旦作るのをやめたんだけれど また作り始めたのよ。と

それが今では オレンジ 赤 黒 黄色と4種類で 後ろに居る大きな虎童子も仲間に加わった。

ちなみに黒は 家康の甲冑が黒色だったから この色にしたそうです。

左端の白いものは 虎童子の底の重りです。

これもひとつひとつ手つくりです。

作り方も こまかく説明

してくれました。

娘二人も 週4で 手伝いに来てくれて おとうさんも含め家族総出で作っている。

無印良品からも注文が入るぐらい人気玩具なのです。

民芸品とでもいうのか 玩具というのは なにか違和感があったので 

これは虎童子というのが正しいな。

ひとつひとつの顔が違うのはすべて手作業で作っているから

だから 自分に似た顔が居るかもしれないねとお母さんが言うので

山田さんは自分に似た 虎童子を探して

この子を 持ち帰った。

虎童子は鳳来山東照宮で購入できます。

小さい虎童子は1200円 大きいのは 2500円ぐらいだったかな。

竹内時計店は旧鳳来寺町内の商店街の中にあります

ほんとにひっそりと作っていますが 近隣の方たちはここで 作られているとは思わないだろうなぐらい ほんとに静かな工房です。

東三河地域は愛知県東部に位置し、山と海に囲まれる豊かな自然と都市が融合した地域。農業や工業など幅広い産業が盛んで、2021年3月にはジャパンエコトラックに登録されるなど、アウトドアスポーツを楽しむ人にとって魅力的なエリアです。本年度以下のwebサイトを通じアウトドアスポーツを日常的に楽しむ、東三河ならではのライフスタイルについて、ナビゲーターが体験している様子や、そうした暮らしを実践している東三河地域の方とのトークセッションなどを紹介していきます。

https://higashi.mikawayamazato.jp/