【筧五郎が東三河と繋がる。走る。体感する。♯13】

本年度【OUT DOOR Sports Life 東三河】という事業に関わらせてもらう中で「自転車を通じ、東三河の魅力やそこでの暮らしを発信する」という役割をもらい、特にこの先11月、12月を中心にその暮らし、そのスポーツを通じそこに暮す人たちと繋がり、体感しながらその魅力を発信していくので是非今日は「東三河を体感するシリーズか」と楽しんで読んでみてください。今日はその第13話。

豊根村観光協会さんへ訪問

名古屋から茶臼山に走りに来る時 それは茶臼山高原を目指す事が目的で豊根村に走りに来ると考える事はほとんどない。

「来たことはあるけれど 豊根村ってどんな村?」って言われても僕は 豊根村ってどこにあるの? 茶臼山がある所だよと言われて あそこかぁとようやく言葉が出てくるぐらい この村の事は知らない。

正直に書くと こうなる

「豊根村という村の存在は 愛知県に住んでいる僕でもほとんど知らなかった」のが本音だ。

移住促進のこの仕事を進めるにあたって「愛知県の一番東にある村 その向こうは長野県 人口1000人ほどの村に住みたいと思ったら どうしたら良いのか?」

それに仕事や住まいなどあるのか? 僕は興味津々で 豊根村観光協会へと向かった。

担当してくれた方は 豊根村観光協会事務局長の塚本さん

茶臼山や この辺りの仕事などの事で話が進むが どのような仕事があるのか? 給料はなどの話も聞いたが

移住担当の小川さんが 「ほんとはこれを伝えたかった」と

僕の前で バッ!と開いたのが 豊根村のパンフレットだった。

中身をじっくりと拝見して 僕は驚いた。

僕も一人娘が居るが 毎月の給食代 その他 どれぐらいの金額が必要であるかはある程度は把握はしている。

しかし この豊根村の 養育費などその他の補助金を見た時に驚愕して 僕は無言になって会話が無くなってしまった(笑)

それほどまでに驚いた 子育て支援とは

結婚祝い金10万円

不妊治療(毎年10万円)

名古屋市の医療費は中学生まで無料だが 豊根村は高校生まで無料

しかも住まいは新築一軒家が家賃3万円で借りられて 20年住んだら所有できるとなっている。

観光地の紹介よりもこちらを紹介したかったというのは僕の考えと一致する。

こうした支援の話を聞きたかったのだ。

綺麗な場所だから住んでみたいよりも 住むには行政がどのような事をしているのかが分かったほうが 将来の事を考えられる。

凄いぜ!豊根村!と思った。

しかし この村にはコンビニが無い

でも塚本さんは コンビニがないだけで 不便ですか?と聞いてくる。

「ネットで注文すれば翌日には来ますし スーパーへの買い物も週に一回ですが それも家族のイベントとしてとらえれば 楽しいですよ」という。

吉幾三さんが歌う  「この村にはコンビニねぇ!何にもね!」というが

「この村には 子育て支援がある! いろんな手当もちゃんとある! 通学バスが無料である! ネットも速いのちゃんとある!」

凄いぜ! 豊根村!(二回目)と感激をした。

あまりに気分が良いので 東栄町までサイクリングをした

気持ちのいい風と紅葉真っ盛りで 楽しい時間だった。

東栄町役場前で キッチンカーで販売しているお弁当を食べる

この御弁当を作っているのは この町でゲストハウスを経営している 愛さん

この御弁当がまた 美味しかった

今日のメニューは アジアの鶏めし

愛さんは沖縄出身なのでサーターアンダギーも売られていました

1個100円 これも美味しくて5個も食べてしまった

毎週月曜日にオープンするので ぜひお寄りください

東三河地域は愛知県東部に位置し、山と海に囲まれる豊かな自然と都市が融合した地域。農業や工業など幅広い産業が盛んで、2021年3月にはジャパンエコトラックに登録されるなど、アウトドアスポーツを楽しむ人にとって魅力的なエリアです。本年度以下のwebサイトを通じアウトドアスポーツを日常的に楽しむ、東三河ならではのライフスタイルについて、ナビゲーターが体験している様子や、そうした暮らしを実践している東三河地域の方とのトークセッションなどを紹介していきます。

https://higashi.mikawayamazato.jp/