【筧五郎が東三河と繋がる。走る。体感する ♯32】

本年度【OUT DOOR Sports Life 東三河】という事業に関わらせてもらう中で「自転車を通じ、東三河の魅力やそこでの暮らしを発信する」という役割をもらい、特にこの先11月、12月を中心にその暮らし、そのスポーツを通じそこに暮す人たちと繋がり、体感しながらその魅力を発信していくので是非今日は「東三河を体感するシリーズか」と楽しんで読んでみてください。今日はその第32話

道の駅 田原めっくんはうす からスタート

目指す場所は渥美半島の先端手前辺り

国道259号線は 歩道が広くて走りやすい

ここをサイクリングロードにした方が良いのではないかとおもうぐらい 快適だった

田原市には病院もあります 当たり前と思われるかもしれないけれど

都会から移住して来られると 病院があるか?どうかがとても気になります。

三河湾もきれいだねぇ しかしここは杉でもなく 松の木に変わっていた

海と言えば松なんだろうな。 旧東海道も松並木だからなぁ。

風車もお出迎え

キャベツ畑もお出迎え

いきなり現れたこの御山

頂上にはただっ広い場所がある

この山の意味は 津波からの避難場所

元々ここには小学校があったのですが 高台に移設したと言っていました

訪れた先は 電照菊の農家さん

ナイトツアーが開催されています

僕が菊と思い浮かべるイメージは お葬式に使われるお花としか思い浮かばない

和菊と言われるものだ。

しかしそのイメージを変えようと動いている方たちがいる。

マムといわれる花

白い菊に 色を付けた水を吸わすと 花びらがその色になるというもので

これがほんとに綺麗なのである。

紫のマムにしても 手前の白い菊にしても  見事な咲き方としか言えない。

満開になってから1ヶ月間持つといいます。

花びら一粒一粒がほんとしっかりしていて 力強い花です。

この農園を営んでいる  JA愛知みなみ 輪菊部会 team MAXの渡会さん

ここはワイナリーか?と思ってしまうほど 見事です。

僕は18~19歳の時に花き市場で働いていた。

お客さんから注文が入り

一番若かった僕は車まで運ぶ事が多かった。

菊の花が入った箱がほんとに重たかったのだ。

その箱の中には80本の菊が納めてある。

渡会さんは菊の栽培方法を教えてくれた。

この高さ(100センチほど)になるまで80日から90日ほど 100日で出荷するらしく

花がまだ咲いていないのは 光でコントロールしているからだという。

光は発するのはこの電球 LEDでも白熱灯でもない。

色々と試したこの電球が適しているらしい。

LEDのように明るければいいってものではなく 花の成長に必要なのは

Hzなのだと渡会さんは言う。

そのHz数とは567Hzが適している。

そんな特殊なこの電球は 相当高い値段なんだろうなぁと 渡会さんに聞いてみると 一つ300円ぐらいだそうな

あまりに安くて ずっこけたくらいだ(笑)

ここからさらに渡会さんの菊の話が面白くなります

このハウスには6万本栽培されています

種を一粒一粒蒔きます

そして この大きさになると

綺麗に咲かすために 1本1本 手作業で 葉を取り除きます

1本1本です・・・・・・。

6万本を1本1本ですよ

もしも 取り除くのを忘れた菊はどうするのですか?と質問したら

もう一度見直すので 大丈夫ですよと笑いながら言います

刈り取る時にはこの道具で 1本1本 根から切り取ります。

そしてJAで90センチにカットされて出荷です。

まっすぐ成長するように 紐の区画に1本1本入れます。

6万本 種まき  葉の剪定を2回  菊を区画に入れる作業 根を切る作業

これで24万回です それをすべて手作業です。

田原市内で 去年出荷された菊の本数は1億本です。

それを4回とすると4億回の行程です。

僕は花の栽培を勘違いしていました

種をまいたら スクスクと成長して 大人になったら 出荷すると簡単に考えていたが この工程を聞いて 農作業って凄い手間を掛けているんだなぁと感じました

それを聞いてから 菊の花に対して 愛情をもって育てられたんだなぁと 見方が変わりますね。

話が楽しすぎて お腹が空きました。

お昼はここ

連れて行ったくれた方は 田原市 都市建設部の 志賀さん

ミルフィーユ魚どんぶりを頂きました

味噌汁は 魚の出汁が出てとても美味しかったです。

田原市内でマウンテンバイクコースを作っています

12月にはここでマウンバイクの耐久レースが行われます

蔵王山を見ながら 志賀さんと山田さんの二人 スポーツで地域おこしについて熱く語りあっておりました。

 

東三河地域は愛知県東部に位置し、山と海に囲まれる豊かな自然と都市が融合した地域。農業や工業など幅広い産業が盛んで、2021年3月にはジャパンエコトラックに登録されるなど、アウトドアスポーツを楽しむ人にとって魅力的なエリアです。本年度以下のwebサイトを通じアウトドアスポーツを日常的に楽しむ、東三河ならではのライフスタイルについて、ナビゲーターが体験している様子や、そうした暮らしを実践している東三河地域の方とのトークセッションなどを紹介していきます。

https://higashi.mikawayamazato.jp/