【筧五郎が東三河と繋がる。走る。体感する ♯33】

本年度【OUT DOOR Sports Life 東三河】という事業に関わらせてもらう中で「自転車を通じ、東三河の魅力やそこでの暮らしを発信する」という役割をもらい、特にこの先11月、12月を中心にその暮らし、そのスポーツを通じそこに暮す人たちと繋がり、体感しながらその魅力を発信していくので是非今日は「東三河を体感するシリーズか」と楽しんで読んでみてください。今日はその第33話

蔵王山ヒルクライムへ出発する。

車は宇津江公園駐車場に置いたが この駐車場 綺麗なトイレもあり 海も近い。 

検索し 公園のレビューを見たら

「恋人にお勧めの場所」ですと表示されたが  僕しか車を停めていなかった。

いつもはホッとであろう場所が今日は寂しく感じた。

しかし走りだしたら ここは南国か?と勘違いしてしまう。

追い風に乗って 蔵王山南口へ到着した

車から見える蔵王山は 小高い山にしか見えず 僕は 小ばかにしていた

距離も3.4キロと短いのもあるかもしれないかな 

スタート地点に到着して どのような峠かな調べず 距離3.4キロしか 頭に入れなかった

初めての峠には 初走りタイムアタックをしてみる事に

スタートして100mほど 勾配がきついですが  すぐに緩やかになりますが

いきなりド平坦が現れます

35キロは出ていましたが 面白い道です

僕のブロアーで落ち葉を飛ばしたい(笑)

雰囲気の良い道です

上ってビックリ 360度の大パノラマです

ここは上る価値があります

「フムフム・・・鐘を鳴らすと 幸せになれるのか?」と思い

鐘を揺らす ロープが無いやんけ!!!!!!!!!!!!!!!

僕にはいつ 幸せが訪れるのであろうか・・・・・。

身体がひえたので 自販機で 温かいお汁粉を頂きました

10分30秒ほど 290W

棒にもひっかかりませんでした

お腹がすいたので パン屋さんを検索すると 田原市内はパン屋さんが多いですね。

その中で 「渥美 田原の食材を使った」というフレーズにひかれて お店へ向かう事に

しかし 休みでした

小道に入り散策したり

海岸線へ戻ると今日は風が強い 

カップルがわんさかいる 浜も このありさまでした

爆風ですね(笑)

ベンチに座りながら愛や恋を語るカップルがわんさかいるハズですが 今日は誰一人いませんでした。

爆風の中 愛を語っても良いと思うのですが 良く考えたら 今日は平日の昼間です。

居るハズもありませんね

着替えて 車で走り 向かった先は清水屋製菓舗

見せたいものがあるというので この自販機の前に立たされます

タバコ吸わないよと言いますが売っているのは 補給食でした

へんな想像をしてしまいましたが たばこの自販機なので 補給食の箱の大きさもタバコと同じですね

これがまた美味しかった 250円です

店内に入り サンドイッチのレパートリーが多いのです

店主さんが サイクリストなので タイミングが合えば 少し割り引いてくれるそうですが このボリュームの安さで 割り引いてくれると 利益があるのか?心配になります

お腹がすいたので さらに先端へ移動します

フェリー乗り場近くの いちば食堂へ

店舗の裏は 漁港でした

さしみ定食を注文しました

そして次は 田原市へ移住した 那須さんを訪ねます

お会いして 開口一番 「キャベツ持ってく?」でした

畑の隣が学校です

那須さんは 岐阜県から長距離ドライバーからの転職です。

サーファー移住という形で田原市に来られました。

最初は期間工としてラインへ就職したのですが 職が合わずに わずか一日で退職し 車中泊をしつつ 波に乗っていたところ 知り合ったサーファーに

職を紹介され しらす漁師さんへ

そして 畑を借りて キャベツを栽培してます

しらす漁の網の掛け方を説明してくれていますが

船乗りは 体幹が強くなるそうです

長距離ドライバーから漁師 農家へと身体を使う仕事になり

しんどくないですか?と聞いたら 身体を動かしている方が楽だと言います

町の行事などは 6月ごろに 草刈があるそうで 那須さんは必ず参加しているそうです

そうこうしていると 学校から 那須さんのお子さんが 手を振りながら下校していきました」

学校の窓から お父さんの仕事振りや キャベツ畑が見えるって良いですねと言うと 「逆」授業参観みたいですよと笑いながら言いました

見事なキャベツです

鹿児島が 補助金を出してまで キャベツ栽培に力を入れていますが

田原市と農機具 堆肥 栽培方法と同じように作業したとしても

同じように美味しくはならないそうです。

その理由は火山灰が関係するみたいですが ここ田原市の土は ほんとに栄養が詰まっていて 味も美味しいと評判。

僕も田原市のキャベツを使って ロールキャベツにしようとしたら 葉のつまりぐらいが凄くて 何十枚も取れて大変だったと笑いながら言いました。

そして 気になったのが この日陰部分です

那須さんに この日陰部分と当たっているのと育ち方が違いますか?と聞いたら 

「違う」と言います 

さらに日が傾くと 日照時間が減ります。

「なので 家の近くにはキャベツを植えないようにしていますし 日光が当たらないから 土が乾かないので 育ちが悪いと言います

それなら 鹿児島の火山灰だと 乾いていいのでは?と聞くと やはり 土の違いらしいです

キャベツは1ヶ月雨が降らなくでも 枯れないので 栽培が楽だと言っていました。

そのような気持ちが詰まった キャベツを頂いて名古屋へと戻りました

夕飯は キャベツ大盛の焼きそばと思いましたので 半額シールの肉を買いました

ソースは 専用を買います

てんこもりのキャベツです

家族分を作りましたが

キャベツがとても甘くて 美味しいのです

東三河地域は愛知県東部に位置し、山と海に囲まれる豊かな自然と都市が融合した地域。農業や工業など幅広い産業が盛んで、2021年3月にはジャパンエコトラックに登録されるなど、アウトドアスポーツを楽しむ人にとって魅力的なエリアです。本年度以下のwebサイトを通じアウトドアスポーツを日常的に楽しむ、東三河ならではのライフスタイルについて、ナビゲーターが体験している様子や、そうした暮らしを実践している東三河地域の方とのトークセッションなどを紹介していきます。

https://higashi.mikawayamazato.jp/