ベルギー 遠征3

ランジットに 悠がインターバルトレーニングしてる場所はどこ?と聞いたら ここを紹介してくれた。
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辻浦圭ちゃんもよく走った場所みたい。
ホームステイ先から六キロと近い。
マウンテンバイク専用コースらしい。
ランニングコースはまた別にある。

湖一周出来るので走ってみる。
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僕は右回りが苦手なのでコースを作って走った。
最初はクランクを回すことも出来なかったけれど
慣れてくるとトラクション掛けながら走れるようになる。
とにかく出来るまでひたすら走った。

帰りにコルトレイクに寄ってみた
でも見るところなんて無かった。
ベルギーまで来て観光しないととモッタいない病が出てきていたけれども。
観光しにきてのではないと再確認した。

今回一人で来て 良い意味で人生観が変わった。ここまでくるのに辻浦圭ちゃんがアテンダントしてくれたのは確かだけど。実際に来てみると コミュニケーションの取り方に対してもそう。
頼る相手が居ないから自分でやり取りできるようにやるしかない。

チームで来ると 色々と面倒見てくれるだろうけれど
一人で遠征してみると ほんとに大変。
圭ちゃんや悠のように単身武者修行。

彼等とは走ってる位置も違うけれど 異国の地で 言葉を覚えて トレーニングして飯を作って コミュニケーション取って遠征する。
同じような事を ベルギーでしてみて その大変さを改めて知り 尊敬出来ます。

辻浦圭ちゃんに言われたのが 最初は僕が色々とやり取りしますが 来年も行きたかったら 自分でコミュニケーションのやり取りできるようにしてきてくださいと。

それができないと 異国の地ではやっていけないと判断されてしまいますしね。
コミュニケーション取らないと生活は出来ない レースにも行けないなら 取るしかないでしょ。

悠とは殆んど面識なくても ランジットとのやり取りしてくれた。
それを圭ちゃんは 俺も悠を面倒見たから ごろーさんの面倒を見るのは当たり前です。それをやらなかったら俺は怒ります。

僕の後に来る者は居るんだろうか?。

その時は 色々とやり取りして アドバイスもしたいと思います。

デュカスを使ったのも意味があります。圭ちゃんに言われたのがただ単にひとことです。
「ベルギーでは デュカスが当たり前です。」
これを乗りこなせれないと ベルギーでのサイクルクロスは通用しません。
ブロックで曲がるのではなくタイヤを潰して面で曲がってくださいと。
世界はこのタイヤです。
このタイヤを使いこなしてください。
そう言われました。

僕はチューブラーのデュカスに乗ったら ラップタイムは遅くなったと思います。
ダッシュを繰り返しているのでタイム差は付くように、なりましたが。
僕はチューブレスの方がコーナーは速いです。

チューブラーのデュカス乗ってから チューブレスのタイヤに乗ると 違う世界が見えます。
僕はチューブラーからチューブレス乗って感じたことは 扱える感覚はチューブラーの方が乗っていて楽しいです。
速いとは別の感覚です。
チューブレスは走らせてくれる。
チューブラーは走らせるの違いです。

それをベルギーの少年たちは扱って走らせてるのです。

小さい頃から当たり前のワールドカップコースでレースして 当たり前のようにデュカスを使っていれば
上手くなれますし 上手くなれない選手は 上にはこれないんでしょうね。

ロードタイヤでもそうですが コンチネンタルはカッチリしてますね。
チューブラータイヤでは4000が人気ですが 僕はコンペティションの方が好きです。
かっちりしたタイヤよりも コンペティションのようにサイドが少し柔らかめの方が好きですね。

2005-6-7年はビットリアのコルサが好きでした。
よく滑ると言われたタイヤですが サイドが柔らかいので 腰砕け感でしょうね。
僕はこのタイヤでも落車しなかったです。

それからはビットリアのタイヤを使うのが怖くなりました。なにか?の?拍子に扱えなくなったと思います。
タイヤに乗れなくなったんでしょうね。

WOのタイヤでも同じような感じです。4000は硬いです。僕はIRCのウエットが好きです。
サイドが柔らかくて扱えるからですかね。

これがタイヤメーカーの違いですね。

ミシュランタイヤですが このタイヤはフランスの路面で使うととても走ります。

日本の舗装路はしっかりしてます。
フランスの舗装路は 細かな石があって ノーズが凄いです。
ベルギーは ガタガタですがな(笑)。

作るお国柄で タイヤをテストする路面でも 違うのでしょうね。