本年度【OUT DOOR Sports Life 東三河】という事業に関わらせてもらう中で「自転車を通じ、東三河の魅力やそこでの暮らしを発信する」という役割をもらい、特にこの先11月、12月を中心にその暮らし、そのスポーツを通じそこに暮す人たちと繋がり、体感しながらその魅力を発信していくので是非今日は「東三河を体感するシリーズか」と楽しんで読んでみてください。今日はその第4話。
今日は 豊根村役場からスタートである。
ゴールが16時過ぎとなる予定なので役場から2キロほど離れた「兎鹿嶋温泉 湯~らんどパルとよね」でひとっぷろ浴びて 冷えた身体を温めようと計画した。
今日の道は起点が愛知県豊橋市から始まり 終点は長野県飯田市への延長距離137キロの国道151号線で北上していく
この青矢印マークは自転車走行指導帯を示す。
自転車が通行すべき「車道の左側端」という意味であるが
ここは国道だけれど 自転車も走っていますよ!と マークがドライバーに知らせてくれるものであると僕は思っている。
今日は一人旅だ!。
いつものように山田さんが色々と案内してくれないので 今日の僕が掲げたテーマは 「茶臼山高原へ行く!」だ。
あ~天気が良いなぁと思いながら走っているとこの看板がお出迎えしてくれた。
ドイツパンで有名な「ミンデン」である
この山奥にパン屋?と思うなかれ ここはとても有名なパン屋さんなのである。
ミンデンと言う名は知っていたが まさかここ豊根村にお店があるとは驚いた。
しかしお店へ向かう急坂でまさかのこの看板(笑)
この時間で完売しているとは恐ろしいパン屋さんだと思ったが 民宿も営業しているようなので今度はここで宿泊かな?と考えたりした。
食べたかったなぁ ドイツパン・・・・と思いながら走っていたら 高原道路入り口へと到着した。
ここから茶臼山高原を目指す事となるが6キロ程の上りである。
愛知県最高峰である茶臼山の標高は1416m
しかしこれほどまでに素晴らしい山であるが日本百名山に選ばれていないのである。
全国で百名山に選ばれていない都道府県は16府県もある事に驚くのだが、
「選ばれていないのか・・・・」と肩を落とす事なかれ今から走る茶臼山高原道路は日本百名道には選ばれているのだ。
秋晴れの中 天空へ飛んでいくかのような直線道である。
高原まではまだまだ距離はあるが 愛知県の青天井ではないかと思える程の快晴である。
標高1400m近くになると 持ってきた補給食の袋がパンパンになる。
茶臼山高原は 来たぞ!!!と言う感じではなく ここがゴールかぁという感じで呆気なかったが 茶臼山高原道路は アップダウンが気持ちよく 走りがいのある道だ。
ループ橋を見上げる。
今から上の道を走るのか? さっき その道を走ってきたのか? どちらも取れるが 今日は さっき その道を走ってきたになる。
時折 工事で通行止めがあり回り道を強いられるが 走る時間が増えて幸せだと思うようにしている。
温泉の案内看板
お風呂に来たわ良いけれど 車を役場に置いていたのを忘れてしまった。
この温泉 泉質がとてもねっとりしておりボディーソープを身体に塗っている感覚に近い。
このねっとりとした感動を誰かと共有したくて入浴している方に話かけてみた。
話しかけた方がこの温泉の常連さんでありその方によると
今日のお湯のねっとり具合は 上中下で言えば 下らしい。
このねっとり具合で下なのか?と思ったが。
上になるともっとねっとりしていて 好き嫌いが分かれるらしいが この方この泉質が好きなので わざわざ浜松から1時間掛けて入浴しにくるらしい。
豊根村 人口1031人(令和3年9月30日現在)であるが 人を呼び寄せる 山と道と温泉がある素晴らしい場所だった。
【OUT DOOR Sports Life 東三河】について
東三河地域は愛知県東部に位置し、山と海に囲まれる豊かな自然と都市が融合した地域。農業や工業など幅広い産業が盛んで、2021年3月にはジャパンエコトラックに登録されるなど、アウトドアスポーツを楽しむ人にとって魅力的なエリアです。本年度以下のwebサイトを通じアウトドアスポーツを日常的に楽しむ、東三河ならではのライフスタイルについて、ナビゲーターが体験している様子や、そうした暮らしを実践している東三河地域の方とのトークセッションなどを紹介していきます。