【筧五郎が走る 東三河地方 番外編】

今回は町の紹介ではなく 峠道の紹介です。

この記事は東三河の仕事ではありませんが 僕が気分転換に書いております。

東三河地方の旅の仕事をしていると 色々な市町村へ行けるのが楽しい。

しかし、こうした仕事がなければ 絶対に走らない峠と出会えるのがまた楽しいのだ。

その道との出会いの始まりは 宿泊する場所の方に 色々と聞く事だ。

今回は 「この辺りできつくて長い坂はどこですか?」と聞いたら 

「蕎麦屋までの上りかな」と教えてくれた道は 東栄町のゲストハウ danonの裏山 県道74号を教えてくれて 僕は翌日の早朝走ってみる事にした。

蕎麦屋から先のトンネルで上り坂が終ると言われたので 峠の名前が無いのかな?と思った。

よくよく調べてみると トンネルの横の登山道では 望月峠とはあったのだが 県道74号には峠の名前を発見出来なかった。

上り坂が終る トンネル名が 御園隧道なので ここは御園峠としておこう。

トンネルまでは11キロの上りで 標高差450mらしく 東栄町が標高400mなので 850mぐらいまで上るのか?と思った。

勾配5%だから 淡々と上るのだぁと思った。

勝手に御園峠のスペックである

県道74号 阿南東栄線 距離 11キロ 平均勾配5%ぐらい 

国道473号の東栄町内の 信号 新橋北からスタートボタンを押した。

最初は緩やかな勾配が1キロほど続き 一旦平坦になる すぐにまた上り勾配が始まる。

シイタケ栽培で有名な東宝苑を過ぎ 足込みの湧水を過ぎれば県道430号方面と合流するが 間違えず 右折カーブする。

ここで自販機を発見。

直線風に上り 上を見ると白いカーブが九十九折れになっており いよいよ 本格的は上りが始まるのだなとワクワクする。

「そば処 茶禅一」まで 2キロ看板が現れる。

残り500mほどで 下りが始まり そのまま 蕎麦屋さんへ到着した。

でもまだトンネルまでは2キロあるので 少しペースを上げて走り始めた。

この先トンネルだなと雰囲気が現れ始めると もう終わりだ。

おおよそ 32分で登頂した。

下って 自販機で休憩していると 蕎麦屋の主人が打ち立ての蕎麦を箱に入れて出てきたので 「開店時間は何時ですか?」と聞いたら

「11時からですが 今は予約のみなのです」と言われた。

仕方がない下ろうと思っていたら ここから見える景色は最高ですよと

お店のテラスへ案内してくれた。

自転車ラックもあります

雨上がりの翌朝7時半ぐらい 雲海が見えますと言われたので 絶対に見たいと思い また来る決意をしてみた。

ここのお蕎麦屋さん 

ミシュランガイドにも掲載されるぐらい有名なお店でしたが 

かき氷も有名で年中販売しているみたいです。

冬にかき氷って売れるんかいな!と思うが この峠を全開で上ってきて

身体が熱い時に食べたいものは きっと「キンキンなかき氷」なのだろうな(笑)。