【筧五郎が東三河と繋がる。走る。体感する ♯11】

本年度【OUT DOOR Sports Life 東三河】という事業に関わらせてもらう中で「自転車を通じ、東三河の魅力やそこでの暮らしを発信する」という役割をもらい、特にこの先11月、12月を中心にその暮らし、そのスポーツを通じそこに暮す人たちと繋がり、体感しながらその魅力を発信していくので是非今日は「東三河を体感するシリーズか」と楽しんで読んでみてください。今日はその第11話。

今日の宿泊場所は 新城市内でゲストハウス 「evergre2n」を 営む日下さんを尋ねた。

しかし新城市内と言っても数百メートル先は東栄町という立地だ。

日下さんが焙煎したコーヒーでおもてなし。

酸味がきいて 美味しかった。

日下さんは もともとは石川県小松市出身で 同市で大工をしていたが 結婚を機に 刈谷市へと移り住み その時に就いた仕事は ラインの仕事だった。

元々 日下さんは身体が動かすのが好きなのでこの仕事が合わず 次の仕事は造園業

そしてお子さんの小学校入学に合わせてここに移住をした。

移住先を愛知県内で探していたのが 外せない事は 子供が自分で通学できる。

趣味であるロッククライミングが出来て 岩場が近い事。

ゲストハウスをやりたかった理由は ロッククライミング好きが高じて東南アジアの岩場を転々としていた際に宿泊していた宿が ゲストハウスだったから。

長く宿泊していると 宿の主人と仲良くなったり ロッククライミングを通して仲間が出来たりする コミュニケーションが楽しくなったから。

「どのようなお客さんが多いのですか?」と聞いたら

ロッククライミングの仲間が泊まりに来てくれる方が多いと言うが 「この前 中国の女性が一人で来て1週間滞在していったんだけど 電車で来たので どこにも移動できないので 僕が色々と観光案内したり 買い物へ一緒に連れて行ったりしていった」と笑いながら言う横で おこさんが「00ちゃんの事だよね」と言うので ここのゲストハウスは家族ぐるみで お客さんと接しているんだなぁ思った。

ゲストハウスの準備期間は1年

築110年の古民家を購入し 大工の経験を駆使し手入れをしている最中でまだまだ完成には時間を要するみたいです。

本棚にはロッククライミング系の本がびっしりと並んでいる。

ロッククライミングとの出会いは 2004年 

富山で開催されていたアジアカップを見たのをきっかけに 金沢市内のクライミングジムへと通う。

僕と年齢が近いのと ロッククライミングと自転車と通ずるものがあるので

日下さんに色々と質問をしてみた。

「モチベーションは?」

その岩を上りきる事がだが 上ったとしても すぐに次に上りたい岩場が出てくる。

「上る前のルーティンは?」 

クライミングシューズは左足から履く。

誰がどのラインで上ったのか?はどういう風に分かるのですか?と聞いたら

こんな本があるんだよと言う。

これは国内版

こっちは 海外の岩場

 よく調べたなぁと感心してしまう。

ロッククライミングをしていて 身体が「特別な進化」はありますか?と質問

岩を掴むために指先がまっすぐにならなくなってしまうらしい。

まっすぐにしようとすると痛みが走る。

日下さんの指はまさに岩場を掴むための進化をした形をしていた。

エバーグリーンの宿泊代金であるが

夕飯は 素泊まりがメインであるが 必要であれば 日下さん家族との団らんを楽しむことができます。

今回は 焼肉でした 金額は1000円でした

寝袋 寝具などを持ち込むと料金が安くなります。

朝4時に 「コケコッコー!!!!!!」と飼っている鶏が鳴き始めて 寝れなくなったのは愛嬌ですね(笑)

東三河地域は愛知県東部に位置し、山と海に囲まれる豊かな自然と都市が融合した地域。農業や工業など幅広い産業が盛んで、2021年3月にはジャパンエコトラックに登録されるなど、アウトドアスポーツを楽しむ人にとって魅力的なエリアです。本年度以下のwebサイトを通じアウトドアスポーツを日常的に楽しむ、東三河ならではのライフスタイルについて、ナビゲーターが体験している様子や、そうした暮らしを実践している東三河地域の方とのトークセッションなどを紹介していきます。

https://higashi.mikawayamazato.jp/