ベルギー自転車事情6

dsc_0449世界チャンピオンのバンデンハーのスタートマネーは10000ユーロ 120万です。
世界チャンピオンの賞金は5000ユーロ 60万です。
ネイスはスタートマネーが15000ユーロ 180万です。
賞金よりもスタートマネーの方が高いのです。

ワールドカップのジュニアカテゴリーでもスタートマネーが支払われるそうです。
賞金も出るようです。

正月は毎週レースがあるようです。
シクロクロス選手で冬だけで億単位で稼ぐそうです。

日本の少年がプロ野球選手を目指すように ベルギーの少年達はサイクルクロス選手を目指す訳ですね。

日本の野球のようなシステムを自転車に持ち込めば 良いわけです。
とても簡単です。野球のシステムがあるんです。
でも それが一番難しいのかもしれませんね

今日はナショナルカテゴリーのマスターズクラス。
当日エントリーで 10ユーロ。
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スタートから一列で 集団で進みます。
これがとてもスリリングで楽しいのです。
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9位でした。
集団で進むロードレースサイクルクロスの走り方が少しずつ理解できました。
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一つ前のライダーはアメリカから遠征してる。
昨日の世界選手権では 10位。
僕は31位。
走力やテクニックにはそう差はありませんでした。
やはり 担ぎでのランだと言っていました。

今日の一位のライダーはベルギーNo.1だそうです。
それでも 一分ほどの差なのです。
初めて集団での ロードレースサイクルクロスでした。
日本とのシクロクロスとは全く違うスポーツです。

アベレージ 25キロなんです(笑)。

レースが終わってダウンしていると観客が声を掛けに来てくれるんですよ。
グッド! とか ナイス!レース!とか。
わざわざ駐車場まで探しに来てくれるんです。
9位でもです。

観客はレースを良く見ています。
ほんとに沢山声を掛けてくれるんです。
「ジャップ!ゴー!」とか(笑)。

そうそう日本とのコースとの差ですが、
ワールドカップのコースは別として ローカルやナショナルクラスのコースの特徴は
ブレーキを掛けさせないコース設定です。
なだらかなカーブが沢山あり ちゃこまかとしていません。
高速で曲がります。
タイヤを滑らせながら曲がります。

ダッシュしたら直ぐにカーブではなく
ダッシュしたらそのまま踏んでいけるコースです。

なので 前のライダーを抜けないのです。
だから集団で走った方が速いというレース展開です。

これがほんとに面白くて。
レースが流れるんです。

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賞金は5ユーロ。
ゼッケン返却すると5ユーロ返金です。

ちなみに このようなローカルサイクルクロスでも、入場料金取られます。
入場料金は10ユーロ。
それらは全て賞金に還元されるようです。

賞金貰えるなら、そりゃあ やる気になりますわ。

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帰宅して ジャスティンか 送別会のフリッツとステーキを作ってくれました。