【筧五郎が東三河と繋がる。走る。体感する。♯20】

本年度【OUT DOOR Sports Life 東三河】という事業に関わらせてもらう中で「自転車を通じ、東三河の魅力やそこでの暮らしを発信する」という役割をもらい、特にこの先11月、12月を中心にその暮らし、そのスポーツを通じそこに暮す人たちと繋がり、体感しながらその魅力を発信していくので是非今日は「東三河を体感するシリーズか」と楽しんで読んでみてください。今日はその第20話

今日の泊まる宿は みんでんさんが経営している 「民泊 みんでん」である

説明を受けるが 僕は「ここに一人ですか?」と何度も聞いた。

どでかい民家に一人というのはとてつもなく寂しいものだ・・・・。

Wi-Fiがあるから RADIKOで ZIPFMを聴きながら 寂しさを紛らわす。

今日のインタビューは

ベッケライ ミンデンさんの山口さん

仕込みで忙しい合間に受けて頂きました

とても気さくな方で こちらの質問にも丁寧に答えていただけました。

僕は自転車屋を始める前は10年ほどパンの仕事をしていたので ミンデンさんにはとても興味がありました。

山口さんは 名古屋工業大学出身で 化学部を専攻

化学部と聞いて ばけがくと言いますが パンの発酵はまさに 化学なのです。

気温 湿度 水分計算など 化学なのです。

サラリーマンをしていて奥さんにドイツにパンを習いに行きたいと言ったら

二つ返事でOKだった。

そして ドイツ人の恩師に相談したら パン屋さんを紹介してもらい 単身ドイツへ渡独

修業期間は4年間

その後 名古屋で出店した翌年 愛知万博がありドイツ人が来店した際に 山口さんが焼いたパンを食べた感想は

「これはドイツパンだね」と一言

日本人がドイツで食べておにぎりを 「これはおにぎりだね」というのと同じかな。

そのドイツ人の一言で 「やっていく自信がついた」

名古屋で営業して 3年半が経った。

好き勝手にドイツへ行かせてもらったので 次は奥さんがやりたいことを叶える番だといい 豊根村へと移住した。

名古屋のお客さんには 「ここでやればいいのに?」と色々と言われたが

次は奥さんと願いを叶える番だと。

しかし移住してきたのは良いが 忙しく奥さんはゆっくりとする時間がないらしく 文句をいいながらいつも笑顔で接客してくれる。

今では 午前8時開店 10時にはパンは完売してしまうぐらいになった。

この技術を次の世代へと受け継がせないのですか?と聞いたら

色々と設備の問題があるらしく 山口さんは それをクリアできれば 

出来るんだけどなぁといいつつも

パン作りの始業時間が午前1時から9時ぐらいまでなので 

時間的な問題もあるらしいです。

看板の 月曜日休みをガムテープに黒ペンで書いてある事を聞いてみました。

 火・水・木と書いても 店の前まで来るので 国道沿いの看板は皆さん見ていないらしいので そのままかなぁと笑っておりました。

皆さん みんでんさんは 月火水木休みですからね

気さくで笑顔が素敵な山口さんが作るパンは とても優しい味です。

僕もファンになってしまいました。

東三河地域は愛知県東部に位置し、山と海に囲まれる豊かな自然と都市が融合した地域。農業や工業など幅広い産業が盛んで、2021年3月にはジャパンエコトラックに登録されるなど、アウトドアスポーツを楽しむ人にとって魅力的なエリアです。本年度以下のwebサイトを通じアウトドアスポーツを日常的に楽しむ、東三河ならではのライフスタイルについて、ナビゲーターが体験している様子や、そうした暮らしを実践している東三河地域の方とのトークセッションなどを紹介していきます。

https://higashi.mikawayamazato.jp/